診療のご案内

ED治療

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当院ではジェネリックを含め以下3種類のED治療薬を取り扱っています。
3種類とも内服のタイミングは性行為の1時間前で投与間隔は24時時間以上とされています。

バイアグラ(シルデナフィル)

食事の影響を受けやすいため、食事を摂取すると効果発現が遅れると報告されています。なお先発品のバイアグラには錠剤以外にODフィルムがあり、舌の上に置くだけで吸収され効果が出ますので携帯性に優れています。

レビトラ(バルデナフィル)

食事の影響を受けにくいとされていますが、高脂肪食で吸収が遅れるとされています。ただ他剤に比較して効果発現まで30分と比較的短いため、性行為まで時間がない時は有効かもしれません。

シアリス(タダラフィル)

食事の影響がなく、半減期が長いため、当日あるいは翌日に性行為がある場合、あらかじめ内服しておくことも可能です。また他の2剤と比較して副作用が少ないのが特徴です。 いずれにしても有効性や安全性に大きな相違はありませんので食事内容との関係、作用発現までの時間、作用時間といった3種の薬剤の特徴を考え選択していただければ結構です。

ED治療薬の価格

バイアグラ 25mg (1錠) 1,300円(税込)
25mgODフィルム(1枚) 900円(税込)
50mg (1錠) 1,500円(税込)
50mgODフィルム(1枚) 1,000円(税込)
シルデナフィル
(バイアグラのジェネリック)
50mgOD錠(1錠) 1,000円(税込)
バルデナフィル
(レビトラのジェネリック)
注:レビトラは現在販売中止
10mg(1錠) 1,400円(税込)
20mg(1錠) 1,500円(税込)
シアリス 10mg(1錠) 1,700円(税込)
20mg(1錠) 1,800円(税込)
タダラフィル
(シアリスのジェネリック)
10mg(1錠) 1,200円(税込)
20mg(1錠) 1,300円(税込)

※ジェネリックはサワイ、トーワなど大手ジェネリックメーカー医薬品を採用

トライアルセット

ED治療薬、それぞれの効果を確認したい方にお勧めです!
下記5錠がセットになって計6,000円(税込)です。

トライアルセットの内容

  • シルデナフィル(バイアグラジェネリック)50mg(1錠)
  • バルデナフィル(レビトラジェネリック) 10mg(1錠)
  • バルデナフィル(レビトラジェネリック) 20mg(1錠)
  • タダラフィル(シアリスジェネリック) 10mg(1錠)
  • タダラフィル(シアリスジェネリック) 20mg(1錠)

内服の注意点

ED治療薬の主な副作用として鼻づまり、頭痛、ほてり、背部痛、消化不良などがありますが、いずれも一過性で軽度であると報告されています。併用を注意しないといけない薬として、狭心症の治療薬であるニトログリセリンや肺高血圧症治療薬であるリオシグアトは、併用により著明な血圧低下を起こすことがありバイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)いずれも併用禁忌とされています。レビトラ(バルデナフィル)は抗不整脈薬、抗HIV薬、抗真菌薬(水虫などの内服薬)、新型コロナウイルス治療薬なども併用禁忌とされています。また肝機能障害や腎機能障害のある方は3種類とも内服できないことがありますので、医師とよく相談することをお勧めいたします。

飲酒の影響

バイアグラ(シルデナフィル)は、飲酒との併用で血圧低下の報告がありますので、血圧が低い方やお酒の弱い方は併用を避けてください。レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)はあまり飲酒の影響を受けないとされていますが、これらの薬剤でも血管拡張作用がありますので過度の飲酒は血圧低下をきたす可能性があり注意が必要です。

ED治療薬の併用禁忌薬

  • 硝酸剤および一酸化窒素(NO)供与剤:ニトログリセリン(ミリスロール®)、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド(ニトロール®、フランドール®)、ニコランジル(シグマート®)など
  • sGC刺激剤:リオシグアト(アデムパス®
  • アミオダロン塩酸塩(アンカロン®
  • レビトラ(バルデナフィル)は以上①~③に加え、抗HIV薬(レイアタッツ®、レクシヴァ®、プリジスタ®、カレトラ®、プレジコビックス®、ゲンボイヤ®、シムツーザ®)、内服の抗真菌薬(イトリゾール®等)、新型コロナの治療薬(ゾコーバ®、パキロビッド®)が併用禁忌です。

ED治療薬の投与を避けるべきケース

  • 併用禁忌薬を使用中の方
  • 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
  • 不安定狭心症のある方や、性行為中に狭心症を発現したことのある方
  • コントロール不良の不整脈、低血圧(血圧<90/50mmHg)または高血圧(血圧>170/100mmHg)がある場合
  • 重度肝障害を有する方
  • 最近6カ月以内に脳梗塞・脳出血・心筋梗塞を発症した方
  • 網膜色素変性症
  • 透析を受けている方:レビトラ(バルデナフィル)は透析を受けている方には投与できません。バイアグラ(シルデナフィル)は1回25mg、シアリス(タダラフィル)は1回5mgが透析患者さんにも投与可能です。いずれも投与間隔は24時間以上です。なお透析患者さんは重篤な心血管系病変を合併していることが多いため、必ず透析担当医の許可を得てから内服してください。

低用量タダラフィルについて

ED治療薬であるタダラフィルは1回10mgあるいは20mgを、性行為の1時間前に服用することが多いが、
低用量タダラフィル(2.5mg、5mg)を毎日内服することによりどんな効果が期待できるか?

1)血清テストステロン値が増加することが報告されており、男性更年期症状の改善が期待できる

男性更年期、いわゆる加齢男性性腺機能低下症(LOH症候群)とは主として加齢あるいはストレスに伴うテストステロン値の低下による症候群で、①うつ症状、認知症などの「精神症状」、②発汗、ほてり、睡眠障害、記憶・集中力の低下、肉体的疲労感、筋力低下などの「身体症状」、③性欲低下、EDなどの性機能関連症状など、多彩な症状を呈します。治療としてテストステロン補充療法を行いますが、テストステロン補充療法を行わず、タダラフィル単独療法でテストステロン値が上昇したことが報告されています。(Jpn J Urol Surg. 2018;31:529~536)

2)EDの改善が期待できる

タダラフィルはED治療薬として有効性が示されており(BJU Int. 2004;94:871~877)、低用量を連続投与することで勃起機能の改善が期待できます。

3)糖尿病を有するED患者の血糖コントロールが期待できる

タダラフィルを連日投与することにより、投与しないグループ(プラセボ群)と比較し、HbA1cが有意に減少したことが報告されており、糖尿病を有するED患者の血糖コントロールと勃起機能の改善が期待できます。(Diabetol Metab Syndr. 2022;14:56、Diabet Med. 2008;25:138–146)

4)血管内皮機能の改善と、それによる全身の血管、臓器機能の改善が期待できる

タダラフィルはEDの程度に関係なく、心血管系リスクの高い患者の血管内皮機能を改善させることが報告されており、血管を若返らせる効果(アンチエイジング効果)が期待できます。(Eur Urol. 2005;47:214-222)

5)下部尿路症状の改善が期待できる

前立腺肥大症による下部尿路症状に対して、PDE5阻害薬の中で適応を有する薬剤はタダラフィルだけです(推奨グレードA:強い科学的根拠があり行うよう強く勧められる)。前立腺肥大症による排尿困難、頻尿、尿漏れなどの下部尿路症状の改善が期待できます。(Int J Urol. 2014;21:670-675)

タダラフィルの副作用

頭痛、ほてり、背部痛、筋肉痛、消化不良などがありますが、いずれも一過性で軽度であると報告されています。

タダラフィルの併用禁忌薬

下記の薬剤を内服中の方にはタダラフィルは投与できません!!

  • 硝酸剤および一酸化窒素(NO)供与剤:ニトログリセリン(ミリスロール®)、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド(ニトロール®、フランドール®)、ニコランジル(シグマート®)など
  • sGC刺激剤:リオシグアト(アデムパス®

タダラフィルの内服を避けるべきケース

  • 併用禁忌薬を使用中の方
  • 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
  • 不安定狭心症のある方や、性行為中に狭心症を発現したことのある方
  • コントロール不良の不整脈、低血圧(血圧<90/50mmHg)または高血圧(血圧>170/100mmHg)がある場合
  • 重度肝障害を有する方
  • 最近6カ月以内に脳梗塞・脳出血・心筋梗塞を発症した方
  • 網膜色素変性症

低用量タダラフィルは40歳以上の男性でEDや動脈硬化、排尿状態が気になる方にお勧めです。
低用量なので副作用も少なく、また毎日内服することでアンチエイジング効果が期待できます。

低用量タダラフィルの料金

2.5mg 30錠(1ヵ月分) 4,800円(税込)
2.5mg 60錠(2ヵ月分) 9,500円(税込)
2.5mg 90錠(3ヵ月分) 14,000円(税込)

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※点滴(自費)に関しては内容により受付終了時間が異なりますので、詳しくは当院までお問い合わせください。

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四ツ橋 腎泌尿器科こじまクリニック

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